1986年4月26日 旧ソビエト連邦(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で炉心融解(メルトダウン)事故が起こりました。
暴走する原子炉を止める最後の手段が、「石棺化」(ヘリコプターとバケット、生コンポンプ車を使って炉心にコンクリートを流し込み、原子炉を閉じ込める)でした。
しかし、この作業では、ヘリコプターの搭乗員をはじめ、地上で事故処理に当たっていたた消防士や兵士、技術者、作業員の全員が中性子に被爆し重い後遺症に苦しみ、多くの方が亡くなるという痛ましい犠牲を払いました。
「ニュートロンシールド」は、このような最悪の事態を避けるために開発された、中性子遮蔽板です。
原発事故や臨界事故などで中性子が大量に発散する事態に際し、現場に接近する消防車や作業車輌、ヘリコプター、船舶に取り付け中性子の脅威から搭乗者を守ります。
また原子力施設内に設置して防護壁やシェルターを構築したり、さらに軽量性を生かして、個人防護用の盾として使用することも可能です。
<最大の特徴>
" NEUTRON SHIELD "は、二次放射線(γ線)を発生しない画期的な中性子遮蔽パネルです。
中性子は遮蔽材に衝突すると、有害で遮蔽が困難な二次ガンマ線を放出します。そのため中性子から人体を防護するには、中性子とγ線の二種類を同時に遮蔽することが必要となります。
弊社は外国の研究機関との共同研究の末に、二次ガンマ線の発生を抑制する素材の開発と、これを容易にパネル状に整形する技術を確立しました。(特許出願中)
照射実験データ (出力:3,500KW 距離:5〜6m* 照射時間:360分 )
マテリアル(厚さ) |
測定位置 |
熱中性子束(n/cm2・sec) |
タイプ3 (t=12mm) |
表 |
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裏 |
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2007年9月に国内では初となる、中性子遮蔽試験を実施し、97 .8%の遮蔽効果を実証するデータを取得しています。 |
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航空機・ヘリコプターのフロアーに取付けるため、軽量化(10.9kg/m2・比重 約1.1)が図られています。 |
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通常の照射試験では遮蔽効果が高すぎで計測不可能であったため、特別に近距離で6時間にわたり長時間照射することでデータを取得することができました。 |
| *4 |
機体や車体に合わせた三次元カーブや、盾等の成型が可能です。 |
*詳細はお問い合わせください。
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