ノルマンデイ―上陸地点と「カン平和記念館」

はじめに

「ノルマンディー上陸作戦」から70年を迎えた今年(2014年)6月6日「 D-デイ 」に、フランス北西部ノルマンディー地方で記念式典が開かれ、旧連合国や旧敵国ドイツの首脳らが出席し、ロシアのプーチン大統領 とオバマ米大統領が会談したことがニュースで報じられた。

私は、D-ディの翌週にフランス出張を予定していたので、この機会に歴史的な大作戦が決行された「ノルマンデイー海岸」を視察することにしました。

インターネットでツアーを探したところ、フランスの観光会社Pariscityvision.com 日本語オンラインショップで、「ノルマンディー上陸作戦海岸ガイドツアー」を見つけたので早速申し込みました。

料金は昼食付で大人 €205.00(28,700円)。日曜日のみ催行ということで、6月15日を予約しました。


「 カン平和記念館 」
展示風景
「 カン平和記念館 」
反日プロパガンダ展示
ノルマンデイー海岸
米軍墓地



2014年6月15日 ノルマンディー上陸作戦海岸ツアー参加


ツアーは、パリのルーブル美術館の近くにある旅行会社のオフイスに6:30集合、07:00出発、帰りは21:00 およそ14時間という長旅でした。
当日は、約60人ほどのアメリカ人団体旅行客、東南アジア系の子連れの若夫婦1組と日本人は私一人で、2階建てバスは満員となっておりました。
同じノルマンディー地方でもサン・マロ湾に浮かぶ修道院 モン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)観光ツアーは、バスを何台も連ねていくほど日本人に人気が有りますが、ノルマンデイー海岸の戦跡を訪れる物好きな日本人はほとんど皆無といった状況でした。 この日は、パリ市内から3時間ほど走ってノルマンデイ―地方に到着し、最初に「カン平和記念館」を訪問しランチ、そして、ドイツ軍の砲台を破壊しに米軍のレンジャー部隊が崖をよじのっぼったユタビーチ。
多くの米軍戦死者を出したオマハビーチと米軍墓地、カナダ軍が上陸したジュノービーチの4箇所を見学しました。
まず最初にバスが到着したのが「 カン平和記念館 」。
ナチスドイツ軍が構築した地下司令部の建物を平和祈念館として復元したもので、展示館のほかに地下壕(バンカー)も見学できます。 

また、ノルマンデイー上陸戦やナチスドイツ戦とは全く関係のない「 旧日本軍の真珠湾攻撃や南京攻略 」の写真やビデオといった、いわゆる反日ものが多数展示されているのには驚きました。


参考) Webで見つけた「カン平和記念館」に関する記事
フランス北西部にあるカン平和記念館は、ノルマンディー上陸作戦から44年目の1988年6月、当時のミッテラン大統領が開館した。20世紀の歴史を中心に「第二次大戦」「冷戦」「平和」の3つに分けて展示。戦争に直面した人間に焦点を当て、来館者に地球の将来を考えてもらう。 年間の来館者数は約40万人。5割は20歳未満の若者だ。国内の小中学生の歴史教育に活用されており、教師のための研究コースや各学年に対応した教育資料なども提供している。
「第二次大戦」の展示では、戦争が世界規模で広がり民間人をも巻き込んだ様子を紹介。来館者は薄暗い部屋で威圧的なヒトラーの声を聞き、写真、宣伝ポスターなどが当時のフランスの日常生活や敵への抵抗、抑圧の歴史を示す。企画展で、ノルマンディー上陸作戦の兵士の手紙や日記も展示。戦闘中に兵士が感じた幸福や苦しみを物語る。
「冷戦」コーナーでは、アルビオン高原にあった核ミサイルや米国の原子爆弾の模型が、軍拡・核兵器開発競争の狂気を表す。恐怖のバランスで東西両陣営は成り立っていた。そして、ベルリンの壁の一部が「冷戦終結」を明示する。
最後に、大きな窓のある空間で世界中の平和文化や平和構築を紹介。平和とは戦争だけでなく暴力がない状態であることを訴える。また、世界情勢に合わせ「紛争防止国際会議」などの公開イベントも随時開催している。
住所 Esplanade Eisenhower-BP 55026 14050 Caen Cedex 4 France 電話 +33−2−31−06−0
E-mail : resa@memorial-caen.fr
ホームページ http://www.memorial-caen.fr  休館日 年内は月曜日と25日が休み。1月は1、4−26日が休み。入館料 15.50ユーロ(約1950円)季節によって違う。