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●M16
M16は、米国アーマライト社のEugene Stoner氏がAR−15として開発した。当初は1963年に空軍に採用されたが、その後性能のすばらしさが評価され、1966年制式され全軍に配備されるとともに、ベトナムに投入された。当初は整備不良のトラブルが多発した。その後教育の徹底や慣れからトラブルは減少しその性能を遺憾なく発揮し始めた。5.56mmという弾丸は当時使われておらず、小口径高速弾を発射するアサルトライフルは初めての経験であった。特にベトナムのジャングルは遮蔽物が多く、十分に照準することができず、近距離の乱射で弾幕を張ることが多く、携行弾数の多い小口径弾とプラスチックパーツを多用した軽量ボディ、そしてフルオート射撃は前線の兵士に歓迎された。その後、M16からM16A1、M16A2とバージョンアップとともに改良が加えられ現在に至っている。なおアメリカ海兵隊のM16A2は3点バースト(3発づつのオート)式になっている。
主な性能として、重量 3.58kg、全長 1,006mm 、ライフリング右6条、装弾数 20・30 初速 M16A1 1,000m/sec M16A2 991m/sec

上からM16A1, M16A2, M4, M16A4
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▼実射インプレッション
現在、当社がテストに使っているのはM16A2のセミオートスポーツモデルです。重量が軽く操作も簡単なうえ、発射の反動が極めて小さく女性でも十分使いこなせるライフルです。至近距離での貫通力はすばらしく強烈で、AK47の5割増程度の威力があります。またマズルジャンプが少ないため、すばやく照準の修正ができ実践に有利である。まれに試射用のセミオートライフルが2点射してしまうことがありますが、M16A2は予期せぬ不意の2点射で、2発目が15mの距離でわずか5センチしかずれていなかったことから、連射時の集弾性に非常に優れた性能を有している。ただし小口径高速弾の欠点として、弾頭が軽いため小枝やガラスを貫通した場合、容易に弾道が変化しやすいことが挙げられる。空港警察など航空機の窓越しに狙撃する場合不都合である。そのため弾丸重量の重い7.62mm弾を使用する狙撃ライフルが用意されている。 |
●AK47
AK47は旧ソ連と、中国、北朝鮮、旧ワルシャワ軍、の共産軍の制式小銃として大量に生産されベトナム戦争では北ベトナム軍の主力武器として多くのアメリカ兵の命を奪った因縁のライフルである。冷戦の終結に伴い、武器が余剰となったうえ、ロシアが米軍に対抗して小銃の規格を小口径高速弾を使用するAK74に変更したため、旧式のAK47が大量にだぶつき、中古品を中心に安く出回っている。
中央アジアやアフリカ、中南米方面で、正規軍や警察、ゲリラから強盗、誘拐犯に至るまで幅広く使われており、この地域のUNやNGO、企業駐在員、旅行者等はこのライフルとご対面する危険性が高い。米国では銃の乱射事件が度々起きておりますが、米国の事件で使用されたライフルは、旧ソ連製AK47(カラシニコフ)の中古品をフルオート機能を無くしセミオートに改造したスポーツモデルが多い。この銃は安価(2〜300ドル?程度)で且つ大量に米国内に出回っているため多くの犯罪に使われるようになりました。このAK47はスポーツ射撃用として販売するためにフルオートでは射撃できないように改造してありますが銃そのものの性能や威力は全く変わりません、また特に重要な問題としてNORINCO(中国北方工業公司)製のスチールジャケット弾(通称 チャイナボール)が使われる場合が多く、この貫通力の高い弾丸は通常のパトロール警官が使用する防弾ベストを撃ち抜くため、警察官にとっては大変な脅威となった。

※磁石に吸い付くAK-47の弾頭 |

AK47
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▼実射インプレッション
当社の実射試験では、上記の改造済みセミオートマチックのAKMを使用します。銃自体は小型で取り回しがよく、ジャングルや市街地等の近接戦闘に最適です。また銃自体が頑丈で故障も少なく完成度の高い銃であることは証明済みです。AK47の弾薬は、7.62mm×39で、NATO標準の30口径7.62mm×51に比較して弱装弾となっています。威力(貫通力)はやや低く、M1カービンと同程度です。トカレフのスチールジャケット弾の約2倍強程度の貫通力があります。30口径の比較的大きい弾丸を撃つためか、また曲床銃の宿命か、それとも銃が小ぶりのせいかマズルジャンプが大きく、フルオートでは命中を得にくい。連射は腰だめで撃つ至近距離のみ有効だろう。なおAK47の銃撃から身を守るには、NIJ―III以上の防弾装甲が必要。 |
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AK47は、1947に旧ソ連のミカエル カラシニコフが設計したが、原点はナチスドイツが開発した世界初のアサルトライフル、へーネルStG44突撃銃(Sturmgewehr44=StG44)Maschinenkarabiner”(機関カービン銃)が、その元祖といわれている。 もっともヒットラーは大量の弾薬を一気に費消する自動小銃を毛嫌いして、当時は制式を拒否した。

ヘーネル StG44
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●H&K G36 アサルトライフル ドイツ
サブマシンガンの傑作といわれるMP-5は世界中の警察に採用され大ヒットしたが、普及が一段落すると9ミリ弾の威力不足が指摘されはじめた。なかでもAK-47などのアサルトライフルを使った銃撃事件では、MP-5の威力不足は深刻で、SWATなどでは、M16やM-4といった22口径のアサルトライフルも装備に加えている。そのためかHK社は、数年前から米国の警察マーケットに熱心にG36の売り込みを掛けているらしい。
設計・製造 HK ヘッケラーコッホ社 年代1996年〜 口径 5.56mm 使用弾薬 5.56mm x45 NATO弾 銃口初速920m/秒 作動方式 ガス圧利用ロータリング・ボルト 装弾数 30発(箱型弾倉)全長 999mm(ストック展開時) 銃身長 480mm 発射速度 750発/分 重量 2820g(G36C)
H&K G36
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▼実射インプレッション
米国の警察装備展示会では、最終日に別会場(警察学校の射撃訓練場等)で、「 Range day 」が開催されるのが一般的である。各銃器メーカーが、射撃レンジで自社製品のデモを行うのであるが、同時に、参加者全員にバーベキューやハンバーガーのランチをご馳走してくれた上に、銃と弾丸を無料提供して自由に撃たせてくれるので、大変にぎやかで一種のお祭りみたいになる。第二次イラク戦が泥沼化する以前の2003年頃迄では、筆者も展示会参加の度にさまざまな銃を撃たせていただいた。(その後はテロ対策等の事情で、外国人は射場では見学しか許可されなくなったため撃てない。)
やや古い話になってしまうが当時撃ったG-36のインプレッションは、まず当時としては珍しくドットサイトが標準装備されていたことと、このドットサイトとグリップやストックの取り付け位置のバランスがとても良くて、ぴたりと体にフィットしたのが印象的だった。 さらに銃を頬付けしたまま両目を開け、上下左右に振り回すと、右目に映る赤いドットが途切れることなくぴたりとついてきた。 筆者は射撃のほうは専門ではないが、直感的にバランスの良い優れた銃だと感じた。 またメーカーのデモンストレーションでは、数マガジンを撃ちまくって焼けた銃を、丸ごとドラム缶の水に漬けてジュワッと盛大に湯気を上げた後、何事も無かったように射撃を再開し、いかにタフな銃であるかをアッピールしていたのも印象的だった。 確かM-4も同様のデモをしていた記憶がある。
G-36を撃ってみると、22口径高速弾の反動は柔らかく、直床銃でやや前が重いせいか銃口の跳ねも少ない。そのため集弾性能がすこぶる良好だった。 両目を開けて広い視野の中から、ドットサイトを使ってピンポイントでターゲットを拾い、精密に急所を狙い撃つような高度な射撃に適している。軍用アサルトライフルというよりも、厳しい条件や制約の多い警察・SWAT部隊に最適ではないだろうかと感じた。
武装集団によるテロ攻撃や無差別発砲、武装強盗、人質誘拐・立て篭もり事件等で、アサルトライフルを使用した犯罪者に対抗するには、拳銃弾を使用するMP-5等のサブマシンガンでは非力過ぎる。AK47やM16等のアサルトライフルは、固定照準器で有効射程150M程度、腕がよければ当たるのが3〜400M、光学照準器等を使用すればさらに有効射程距離は延びる。 MP-5等の拳銃弾を使用するサブマシンガンは、有効射程がせいぜい100M程度なので、アサルトライフルに対抗するには明らかに能力不足である。 アサルトライフルに対抗するには、アサルトライフルかそれ以上の武器が必要なこというまでもない。 |
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