EURO SATORY 2006 のレポート

ユーロサトリは、2年に一度パリで開催される武器展示会(主に陸軍用の兵器、装備が中心)です。  情報収集のため今年も見学に行ってまいりました。 2年前の展示と今回を比較して気付いた点が幾つか有りますが、 そのひとつは以前は多数出展されていたアメリカの軍用車ハンヴィー(HMMWV=High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle=高機動多目的装輪車両)をベースにした特装車が激減していましした。 イラクで最も戦死者が多発したといわれるハンヴィーは、だいぶ人気を失ったようです。 反面トヨタのランドクルーザーやレンジローバー等民生用のSUVをベースにした防弾車が、今回から数多く出展されており驚かされました。
イラク、アフガニスタン等の紛争地域では、米軍とその同盟国の派遣した部隊の縮小や撤収が始まっていることから、今後は軍隊に変わってNGOやビジネスマンの進出が予想されるので、民生用SUV型防弾車の需要を見込んでいるのかと思われます。

また、今回初めての出展かと思いますが、銃撃や地雷に被弾し重大な被害を受け、それでも乗員がサバイバル(生存)できたというランドクルーザーやAPC装甲車等の実物が数台展示され、多くの観客の注目を集めていました。
さらに今回数多く出展され、且つ目立った展示物として、無人偵察飛行機が挙げられます。
大はセスナ機に近いサイズの攻撃可能(対地攻撃ミサイル搭載)な固定翼機から、小は電器釜サイズの超ミニヘリコプター型偵察機まで、ざっと数えて30機ほど様々なタイプが展示されていました。無人偵察機は、将来陸軍戦術の重要な要素に成長するだろうという印象を受けました。

いつもは華やかな米軍・アメリカ関係のブースが今回はなんとなく活気が無く、また前回メルカバ戦車を出展していたイスラエルも、今回はMBTを出展しておらず、いまひとつ盛り上がりが欠けたように感じられました。
そのほかこの数年毎回展示されている、最新歩兵システムの、PASGT(歩兵用個人防護装備)や歩兵指揮・通信システム、データリンク、GPS等も前回の展示とほぼ同じ内容で目新しい展示品は無いようでした。
今回は、テロ対策関係の最新機材を重点的に視察する予定でしたが、残念ながらこの分野の出展が非常に少なく(誰でも入場できる展示会に、最新のテロ対策機材を展示しないのは当然かもしれないが)、期待はずれの結果となりました。


以下、そんな中でもちょっと興味を引かれた展示品について、撮影した映像を公開いたします。
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